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宮崎県精神保健福祉センター

宮崎県精神保健福祉センター

肯定的解釈タイプ

傾向と解説傾向と解説
このタイプの人は、抱えている問題について、
・問題がもたらす良いところを探す
・起きている出来事をプラスに捉える
・「この問題のおかげで成長できた」などと考える
・「悪いことばかりじゃない」と考える
・なぜ問題と感じるのか、自分の考え方を見直す
・自分も結構頑張っている、と自身のありのままを認める
などのように、問題に対する考え方や捉え方を変えて、問題を問題として扱わないようにすることでストレス対処していくことが多いでしょう。
効果効果
いわゆる「プラス思考」と言われるもので、「不快だ」と感じる捉え方そのものを変えることで、そこから生じる「不快な感情」も変えていくことができます。 また、ものの見方を変えることで、自分が無意識に抱いていた考えの歪みに気づいたり、新たなものの見方が得られることもあります。 ネガティブな思考に陥っているとき、同じような場面・問題が続いているとき、対人関係で行き詰まっているときに取り入れると効果的です。
こころの保健室からのアドバイスこころの保健室からのアドバイス
自分にとっての不快な状況を、肯定的に意味付けたり、考え方を変えたりするというやり方が身に付いている人は、そもそも「不快な状況」を「ストレス」と感じにくい能力を持っているかもしれません。
自分の考え方を変えたり、物事をいろいろな角度から見つめたりするスキルは何事においても大切です。ぜひ伸ばしていきましょう。
一方で、「マイナス思考であってはならない」ということではありません。マイナスな考え方には、「最悪の事態を想定できる」「自分に謙虚になれる」など、良い面もあります。マイナスとプラス、どちらも存在して当然です。大切なのは自分の考え方のクセを知っておくことです。 ※こころやからだに適応できる限度以上のストレスがかかったり、あらゆるストレス対処法を試してもうまくいかなかったりすることもあります。そんなときは、こころやからだから「ストレスサイン」が出ていることが多くあります。
「ストレスサイン」を見逃さないよう、疲れを感じたら、自分のからだやこころをじっくり見つめてみてください。
  • 「知っておきたいこころのサイン」へ
  • 厚生労働省 webサイトへ
他にはこんなタイプがあります。他にはこんなタイプがあります。

※実際は、いくつかのパターンを組み合わせたり、時間の流れによって対処を変えたりしながら問題に対して向き合っているものと思います。どれかが一番優れているわけでなく、大切なことは、一つのパターンに固定し過ぎないこと、いろいろな対処方法を身につけておくことです。自分が普段選ばないような方法も、知っておくだけで、行き詰まったときのヒントになるかもしれません。各タイプについて、詳しく見てみましょう!

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