@メンタル|アットメンタル

宮崎県精神保健福祉センター

宮崎県精神保健福祉センター

回避タイプ

傾向と対策傾向と対策
このタイプの人は、抱えている問題について、
・解決を先送りする ・あまり考えないようにする ・自分では手に負えないと考え、諦める
・運が悪かった、自分は悪くなかったと考え、放棄する
・時間が解決する、過去のこと、と強く意識する
・人に会って気をまぎらす
・睡眠を多く取ったり、休養を取ったりする。
・部活や勉強に力を入れる
などのように、問題への直接的な働きかけを諦めたり、問題から距離を置いたりして、まずは問題から生じる不快な気持ちを落ち着かせることでストレス対処することが多いでしょう。
効果効果
問題から一旦離れることで、気持ちのリセットにつながったり、こころが不安定になることを和らげたりすることがあります。
それらのこころの安定が、問題に対する新たな考え方や解決策を与えてくれるきっかけになることもあります。
ネガティブな感情(つらい、悲しい、苦しい)がなかなかぬぐえないとき、問題がコントロール出来ない大きいものであるとき、自分の問題ではない、と判断したとき、自分の努力では解決できない問題であるときなどに、 必要とされるスキルと言えます。
こころの保健室からのアドバイスこころの保健室からのアドバイス
一見、問題から逃げるという行為は罪悪感を生じさせやすいですが、問題の質や大きさ、その時の状況によっては、ストレスの対処としてとても有効です。
とはいえ、回避ばかりしていても状況が変わらない場合も多くあるので、「回避」スキルを使いながら、タイミングをみて「問題解決」を計っていくなど、他のスキルとバランス良く併用していきましょう。 ※人に話すことが苦痛なくらいの出来事だったり、話したくても話せる人がいなかったりすることもあります。
 一人で抱えきれないきつい気持ちがあるときは、メール相談の窓口もありますので、利用してください。
※こころやからだに適応できる限度以上のストレスがかかったり、あらゆるストレス対処法を試してもうまくいかなかったりすることもあります。そんなときは、こころやからだから「ストレスサイン」が出ていることが多くあります。
「ストレスサイン」を見逃さないよう、疲れを感じたら、自分のからだやこころをじっくり見つめてみてください。
  • 「知っておきたいこころのサイン」へ
  • 厚生労働省 webサイトへ
他にはこんなタイプがあります。他にはこんなタイプがあります。

※実際は、いくつかのパターンを組み合わせたり、時間の流れによって対処を変えたりしながら問題に対して向き合っているものと思います。どれかが一番優れているわけでなく、大切なことは、一つのパターンに固定し過ぎないこと、いろいろな対処方法を身につけておくことです。自分が普段選ばないような方法も、知っておくだけで、行き詰まったときのヒントになるかもしれません。各タイプについて、詳しく見てみましょう!

カンタン10Stepチェック こころ健康診断

ページの先頭へ

ページの先頭に戻る